女性のこめかみの抜け毛が増える原因と薄毛にならないための対策

こちらのページでは、女性の「こめかみ」の抜け毛が増えて、薄毛になってしまう原因について解説しています。 女性は、男性とは薄毛になる原因が違います。まずは、正しい知識を持って、失敗しない対策を施しましょうね。

こめかみの薄毛・抜け毛の原因はなに?

毛根への栄養不足

毛根に栄養が十分に届かないと、髪の毛が成長に著しい減退が見られます。 髪の毛は、毛母細胞が細胞分裂をすることで下から押し出されるように成長します。それも毛根に十分な栄養が行き渡ってこそです。 髪の毛の栄養分は肝臓で作られて、血液に乗って毛細血管を通って毛根まで運ばれます。そのため血行が悪くなると、十分な栄養が毛根へ届きません・ 以下に、血行が悪くなる原因を紹介しているので参考にして下さい。

肩こり・首のこり

「肩こり」や「首こり」の大きな原因は毛細血管の血流が滞ることで、筋肉が収縮してコリとなって症状に現れます。つまりま、肩周りと首周りの血行不良です。 頭皮につながる血管も肩と首を通っています。肩こりや首コリで血行が悪くなると、頭皮への血流も滞り髪の栄養分が届きにくい状態となってしまうので、薄毛化の心配が出てきます。

眼精疲労

デスクワークや長時間のスマホなど、目を酷使していると、目の周りの筋肉が凝り固まり、血行不足になってしまいます。目の周りの血行が悪いということは、頭皮の血行もよくないことが多いです。 頭皮の血行が悪いと、当然、髪の栄養分が運ばれにくいので「抜け毛⇒薄毛」へと進行しやすい状態となります。 また、眼精疲労の症状が続くと、目の疲れを回復させるために「ビタミンB群」と「L-システィン」という物質が消費されます。 実は「ビタミンB群」と「L-システィン」は髪の成長に必要な栄養素でもあります。眼精疲労を改善するために、これらの栄養素が大量に消費されると、髪の栄養分が不足する状態が続くことになります。 すると薄毛へと進行してしまうことになります。

冷え性

女性の多いのが「冷え性」ですね。冬だけでなく夏にも冷え性になる女性もいるのですから、深刻度が増しますね。 冷え性の原因は、多くが考えられています。

  • ダイエットのし過ぎで筋肉量が落ちてしまい代謝機能が衰える
  • 自律神経のバランスが乱れることで血流が滞り熱の供給量が減る
  • 水分の補給量と尿や汗の排出量のバランスが乱れる(必要以上に水分が体内に残ると熱が溜まりにくい状態となります。冷えやすいということです。)

ご自分の冷え性がどのタイプなのかを見極めましょう。

ストレス

仕事上のストレス、人間関係のストレス、生活習慣の乱れからくるストレスなど、ストレスの原因は人それぞれありますが、ストレスを抱えた状態が続くと、毛細血管が収縮した状態が続くので、髪の成長にはよくありません。 髪の栄養分が毛根まで届きにくくなってしまうからですね。ストレスのない生活は難しいので、ストレスを発散できるような工夫をすることが大切です。

喫煙

喫煙は薄毛に限らず健康には良くありません。喫煙は、全身の毛細血管を収縮させて血流を悪くします。 当然、毛根への血流は減ることになります。となれば、髪の栄養分を効率よく運ぶことができなくなってしまいます。

甲状腺機能の低下(ホルモンバランスの乱れ)

甲状腺は血液中に甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺ホルモンは、基礎代謝を調節したり、臓器細胞を活性化させる役割を担っています。 甲状腺機能が低下すると、血液中の甲状腺ホルモンが減少します。すると、髪を作る毛母細胞の分裂活動も弱くなってしまうので、抜け毛が増えて薄毛へと進行してしまいます。 甲状腺機能の低下は、血液検査で簡単に分かります。また甲状腺ホルモンと同じ成分を服用することで、機能低下を改善することができるので、医師に相談することをオススメします。 薄毛治療の専門病院であれば、初診時に血液検査をすることが多く、また薄毛の症状に適した治療薬を処方してくれるので、オススメです。

遺伝

こめかみの薄毛に限らず女性が薄毛になる原因の一つに「遺伝」が考えられます。 実は、女性の薄毛も、男性ホルモンが原因となることがあります。これを「女性男性型脱毛症(FAGA)」と呼びます。 薄毛の原因となる男性ホルモンは、DHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTは、女性の誰もが持っている男性ホルモン「テステステロン」が5αリダクターゼ還元酵素の影響を受けて変化したものです。 遺伝で受け継ぐのは、「テステステロンが5α「リダクターゼの影響を受けやすい体質」です。 この体質の遺伝子情報があるのは「X染色体」なので、母方に薄毛の親族が多い場合には、この体質を受けついでいる可能性があります。

牽引性脱毛症~頭皮へのダメージによるもの

牽引性脱毛症とは、こめかみ部分の髪を引っ張ることで、徐々に髪の毛細くなり、次第に抜けてしまうことを言います。 ポニーテールやエクステなどは、髪を引っ張る強弱に関わらず、常に毛根に負担がかかっており、髪が抜けやすい環境にさらされています。 また、カラーリングをしている髪や、パーマをかけている方がエクステやポニーテールなど、こめかみを引っ張るようなことをしていると、健康な髪に比べて毛根への負担が大きくなるので注意が必要です。 「こめかみの髪が細くなった?」と感じたら、髪を引っ張るようなことは控えましょう。

円形脱毛症や蛇行性脱毛書症の疾患

こめかみの薄毛は、円形脱毛症や蛇行性脱毛症などの可能性もあります。 円形脱毛症は、髪が部分的に抜け落ちてしまうことで、脱毛部分が円形や楕円形などの形状であることが特徴です。 円形脱毛症の症状によっては蛇行性脱毛症と呼ばれることもあり、蛇行性脱毛症の形状の特徴としては、複数の円形がつながるように蛇行しています。円形脱毛症が進行すると、このようになることがあります。 円形脱毛症の原因として考えられているのは、「ストレス」や「疲労の蓄積」によって引き起こされる自己免疫疾患です。 皮膚科でも治療することができ、ステロイドなどを使用することもあります。ストレスや疲労の蓄積など、円形脱毛症の原因が収まれば自然と治癒することもあります。

こめかみのぬ薄毛:抜け毛対策

頭皮マッサージで血行不良を改善

こめかみの薄毛の原因となる「頭皮のこり」や「血行不良」を改善するには、頭皮マッサージが効果的です。 適度な強さでマッサージをすることで頭皮の緊張が解けて、血行が促進されます。 また、首や肩もマッサージすることも効果的です。頭皮への血流不足は首や肩のコリが原因になっていることが多いからです。 お風呂でシャンプーする際に、頭皮をマッサージするようにすると効率がいいですね。また、湯舟に使った状態で首を回したり、肩(特に肩甲骨あたり)を回すようにするのも効果的です。

適度な運動で血行促進とストレス発散

軽いウォーキングやストレッチなどの軽い運動でも十分に血行促進効果があります。また普段使っていない部位を使うことで、凝りをほぐす効果も期待できます。 また、軽めの運動は血行を改善するだけでなく、ストレス発散にもつながります。

バランスの良い食生活

髪の栄養は肝臓で作られて血液に乗って毛根まで運ばれます。そのため、血行促進が大切と言われています。 しかし、肝心の栄養分が作られなければ意味がありませんよね(汗)髪の栄養はバランスのよい食事から作られます。 また、髪の毛に栄養が回るのは、ほとんど最後の方です・・・。 食事から作られる栄養は、生命を維持するために使われます。髪の毛は生命には関係がないので、後回しになってしまいます。 過度のダイエットなどで食事制限をしていると栄養不足になってしまいます。健康に必要な食事は摂るようにしましょう。

育毛シャンプーで頭皮環境を整える

薄毛の方に多いが頭皮環境の悪化です。

  • 過剰な皮脂の分泌で毛穴が詰まっている
  • 紫外線を浴びすぎて皮脂が角質化している
  • 頭皮に雑菌やダニが増加し、異常脱毛が起こる

など、頭皮環境が悪化すると、髪の成長どころの話しではなくなります。 そこで、育毛シャンプーで頭皮環境を正常に整えることが大切です。 育毛シャンプーは、スーパーなどの売っている低価格のシャンプーとは違い、頭皮に負担をあたえない成分で作られています。 特に注意が必要なのは、洗浄成分で「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレル硫酸ナトリウム」などの成分が含まれていると、それは石油系洗浄成分です。 石油系洗浄成分の特徴は、「低価格であり」「泡立ちがよく」「洗浄力が強い」ことがあります。一見、良さそうに思えますが、頭皮には刺激が強すぎて毎日使うシャンプーとしては、最適とは言えません。 頭皮には、刺激のほとんとないアミノ酸を主成分としたアミノ酸系の育毛シャンプーを使用することをおすすめします。 アミノ酸は、人の体を形成している成分でもあり、刺激がありません。洗浄力も強くはありませんが、毎日使うのでそれほどの洗浄力は必要ありません。

女性用育毛剤

たくさんの種類の育毛剤がありますが、女性用育毛剤が男性用の育毛剤と大きく違うのは、保湿成分の充実です。 女性の薄毛、抜け毛の原因の多くが、頭皮環境の悪化にあることから、頭皮環境を整える成抗炎症成分、抗酸化成分も多く含まれています。また、血行を促進する成分も含まれており、発毛も促進してくれます。 頭皮への負担を少なくするために無添加の女性用育毛剤が多いのも特徴です。女性用育毛剤の種類も増えてきたので、選ぶのみ迷ってしまいますが、しっかりと見極めることも大切です。

薄毛治療の専門病院へ行く

薄毛治療を専門に行う病院も増えてきましたね。これまでは、男性をターゲットとしたAGAクリニックが多かったのですが、最近では、女性の薄毛治療に力を入れているクリニックも増えてきました。 男性の薄毛治療と言えば、プロペシアにミノキシジルを併用することがほとんどです。ここにビタミン剤や亜鉛などのサプリメントや外用薬ミノキシジルを追加したりはしますが・・・。 あとは、ジェネリックのフィナステリドや効果の高いデュタステリド(商品名:ザガーロ)を使ったりはしますね。 ただ、女性の薄毛治療には副作用の関係からプロペシア(フィナステリド)を使うことはできません。 女性には、パントガールやパントスチンなど副作用の少ない治療薬を使用します。 病院での治療は高い効果を期待できる反面、費用が高めになることと、男性をターゲットとしたクリニックが多い中、女性の薄治療で実績のある病院を探さなけばなりません。

こめかみの薄毛というのは、男性よりも女性に多い症状です。ポニーテールやアップなど髪が引っ張られる状況が多いのが原因の一つに考えられますね。他にも、肩コリ、首コリ、冷え性など女性に多い症状が原因にもなります。 こめかみの薄毛を改善するには、運動、生活習慣の改善、育毛シャンプーに育毛剤や薄毛治療の専門病院などがありましたね。 何も対策を取らなければ、薄毛は進行してしまいます。 「育毛シャンプー」や「育毛剤」は手軽に購入できるので、すぐにでも出来そうですよね。 症状の軽い方は、ここから始めるのが良いでしょう。 もちろん、運動を始めたり、食生活を見直したり、生活習慣を改善したりすれば、さらに改善を早めるでしょう。 ただし、症状が進行している方は、病院での治療が回復への近道です。